今回は結婚線のお話です。
結婚線とは小指側の側面に横向きに入る線です。
日本で現代に至る手相学が確立されたのは100年ほど前です。
現在本屋にに並んでる手相の本の内容はその頃の手相学を基準にしたものが大半です。
しかし、時代は目まぐるしく変化しました。
特にここ30年ほどの社会の価値観や意識の変化は人類の長い歴史の中でも際立ったものです。
時代が大きく変化すれば手相の解釈も変わります。
それが一番顕著に感じられるのがこの「結婚線」だと思います。
本題に入ります。
結婚線は上向きだと結婚する運が弱い。
下向きだと結婚する運が強いと言えます。
しかし手相の本を見ると大抵逆で書いてあります。
結婚線は上向きだと自立心が強まってる事を表し、下向きだと依存心が強くなっています。
これは人の心の状態なので昔も今も変わりません。
昔の女性にとって結婚とは就職を意味していました。
どこの家庭にも家業があり、家族全員で力を合わせて仕事をこなしました。
家庭とはいわゆる会社のようなものでした。
姑は「上司」。生まれる子供たちは重要な働き手として嫁は子を産み育てました。
そんな感じだったので自立心が高い女性ほど早く結婚したのです。
現代だと自立心が高いほど仕事を頑張り一人暮らしして自炊も頑張り一人で生活を成り立たせてしまいます。自分で何でも出来てしまうので恋愛や結婚にあまり価値を見出せなくなってしまうのです。
逆に結婚線が下向きだと依存心が強まり、誰かと分かち合いたいという気持ちが強くなります。
昔の結婚はお見合いが主流でしたので、親からお見合いを勧められてもすでに他で内密に恋愛していたりしてお見合いを断り続ける事になります。
結婚したとしても親から反対された相手と結婚したり駆け落ちしたりする事になるので「結婚運」としては良くないとなります。
なので下向きだと結婚運が下がる事になるわけです。
現代では恋愛結婚が主流なので、「分かち合いたい」という力が結婚運を強くします。
家族単位で生き残るためにする結婚ではなく、夫婦が二人で一つとなる事が現代の結婚のかたちなのですね。
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